ウズベキスタン旅行 (2)
ヒヴァのイチャン・カラを観光します
イチャン・カラでは2泊しました。宿はイチャン・カラ内にあるので観光もすべて徒歩でいけます。
宿はたいてい朝食付き
ウズベキスタンの宿は朝食付きが普通なのか、ヒヴァだけでなく他の都市でもほとんど朝食付きでした。
ヒヴァで泊まった宿では、食堂というか広い居間のようなところで朝ごはんをいただきました。前日に「明日の朝食は何時にする?」と聞いてくれます。
この部屋の雰囲気もとても良いです。

メニューはこんな感じ。杏のジャムがどこもだいたいありましたが、とても美味しかったです。
これらに加えて卵料理もあって、席に着いてから出来たてを持ってきてくれました。


天気が曇り気味で寒いこともあり、宿でのんびりしてたら昼過ぎになってしまいましたが、時間はまだまだあるのでのんびりイチャン・カラを歩きにいきます。
イチャン・カラの共通入場券を購入
イチャン・カラ内に入ること自体は無料なのですが、モスクやマドラサなどへ入るときは入場料が必要です。といっても、1枚でいろんな施設に入ることができるチケットが販売されているので、観光の場合はこのチケットを買うことになるかと思います。
西門を出たところにチケットオフィスがあります。ひとり20万スムで2日間有効とのこと。クレジットカード(VISA)も使えました。

チケットと言ってもQRコードが付いたレシートみたいなただの紙です。2人分で40万スムもするんですけどね。
これでいろんな施設に入ることができます。下に付いてるのは広告?なのかな。イチャン・カラのパンフレットのようなものではなかった。

各施設でお金を払う必要がないので、ラクといえばラクです。ただし一部、追加料金が必要なところもあります。
購入したチケットで入場可能なところがイマイチ分からなかったのですが、たいてい各施設の入り口に誰かいるのでチケットを見せると、その人がチケットに何か書き込んで入場OKとなります。
誰が係の人なのかはぱっと見て分からないこともあるけど、入ろうとしたら(入ったら)声を掛けられるのでチケット見せればOK。追加料金が必要なところは入り口に料金表が出ていたりしますし。
それから、入り口にQRコードをかざせそうなゲートが設置されているところもあったけど、ほぼ機能してなかったかな。
イチャン・カラ内をまわります
そんな感じでレシートみたいなチケットを手にいろいろな建物に入っていきます。内部は博物館のようになっているところも多く、それぞれ何かしらのテーマに沿って展示されていました。まさに「博物館都市」です。






イチャン・カラのほぼ中央にある「ムハンマド・ラヒム・カーン・マドラサ(Mohammed Rakhim Khan Madrassah)」や、その近くの「ジュマ・モスク(Juma Mosque)」など、見どころもたくさん。



このあたりは共通チケットで入れたと思います。ただ、かなり適当に歩きながら目についた建物に入っていたりしたので、どこがどこだか分からなくなってしまいましたが。。
追加料金も払う価値あり
追加料金が必要なところで言うと「パフラヴァン・マフムド廟(Pahlavan Mahmud Mausoleum)」は内部の装飾が非常に美しく、ここはヒヴァの中でも外せないところだと思いました。ひとり25,000スム。


「クフナ・アルク(Koʻhna Ark)」は、中に入って階段を登っていくとイチャン・カラを一望できて、ここもまた素晴らしかったです。イチャン・カラを取り囲む城壁も見通せます。こちらの料金を忘れてしまったけど、20,000スム前後だったかな。


ヒヴァのお土産、ラクダを推し気味
イチャン・カラ内にはお土産物のお店もたくさんありました。ラクダの毛を使った靴下とか、なかなかラクダ推しです。


本物のラクダもいました。背中に乗って写真も撮れるようです。

歩き疲れたのでカフェでひと休み。コーヒーが30,000から40,000スムぐらいだったかと思います。

イチャン・カラにあるレストランで食事
夜は ”Mirza Boshi” というレストランで。
店内はクリスマスの飾りつけ。

イスラム圏だけどビールもふつうに飲めます。この SARBAST というのがウズベキスタンのビールっぽい。

シビットオシュ(SHVIT OSHI)というヒヴァ名物の麺料理。香草が練り込まれているので緑色です。香草といってもパクチーがっつりみたいな強い味ではなく、とても美味しかったです。

ボルシチもいただきます。

ラムのシャシリク。シャシリクは柔らかくてジューシーでとても美味しい。間に挟まってる脂身のところはちょっと食べれないけど…。付け合せのオニオンがさっぱりしていて合います。

他にナスのサラダとお茶を頼んで全部で300,000スムなんだけど、サービスチャージが15%付くので合計345,000スムでした。ここは現金で払ったかな。
ウズベキスタンではレストランのサービスチャージが15%から18%ぐらい付く感じです。

夜のイチャン・カラ内をぶらぶら
ぶらぶらしながら宿に戻ります。ミナレットの存在感がすごい。

人懐っこいネコもいます。


夜は夜でほんときれい。


明かりがなくて真っ暗なところもあって、スマホのライトを照らしながら歩いたりもしました。道に段差があったり、ときどき車が通ったりするのでちょっと注意は必要です。治安という意味では全く問題なさそうな感じでした。
ヒヴァ、行ってよかった!
こんな感じでヒヴァのイチャン・カラは素晴らしいところです。
当初、ウズベキスタン旅行のプランを考えている中で、ヒヴァは遠いので行こうかどうしようか迷っていたのですが、やはり行ってよかったです。
あまりバタバタしたくなかったこともあって2泊3日にしたことで、ヒヴァ到着日の夕方から翌々日の昼過ぎぐらいまで、だいぶ余裕を持ってまわれました。
ただ、規模的には1泊2日の日程でまわることも全然可能だと思います。
ヒヴァの次はブハラです。ブハラまではウズベキスタン鉄道で移動します。