2024-25年ウズベキスタン旅行 (2)
ヒヴァのイチャン・カラを観光
イチャン・カラは城壁に囲まれた街です。南北が700m、東西が400mぐらいの広さで、モスクやマドラサ、ミナレット、そして普通に人が住んでいる住居などがあります。お土産物屋さんも多数。「博物館都市」と言われており、世界遺産に登録されています。
宿は朝食付きのところが多い
ヒヴァ2日目、宿の朝食でスタートです。
ウズベキスタンの宿は朝食付きが普通なのか、ヒヴァだけでなく他の都市でもほとんど朝食付きでした。
ヒヴァで泊まった宿では、食堂というか広い居間のようなところで朝ごはんをいただきます。
メニューはこんな感じ。杏のジャムがどこもだいたいありましたが、とても美味しかったです。卵料理も出来たてを出してくれました。”Khiva Tosh Darvoza” おすすめです。
天気も曇り気味で寒いし、宿でのんびりしてたら午後になってしまいましたが、時間はまだまだあるのでのんびりイチャン・カラを歩きにいきます。
イチャン・カラの共通入場券を購入
イチャン・カラ内に入ること自体は無料なのですが、モスクやマドラサなどへ入るときは入場料が必要です。といっても、1枚でいろんな施設に入ることができるチケットが販売されているので、観光の場合はこのチケットを買うことになるかと思います。
西門を出たところにチケットオフィスがあります。ひとり20万スムで2日間有効とのこと。クレジットカード(VISA)も使えました。
チケットと言ってもQRコードが付いたレシートみたいなただの紙なんですが、いろんな施設に入ることができます。2人分で40万スムもするんですけどね。下に付いてるのは広告?なのかな。パンフレットのようなものではなかった。
各施設でお金を払う必要がないので、ラクといえばラクです。ただし一部、追加料金が必要なところもあります。
購入したチケットで入場可能なところがイマイチ分からなかったのですが、たいてい各施設の入り口に誰かいるのでチケットを見せると、その人がチケットに何か書き込んで入場OKとなります。
誰が係の人なのかはぱっと見て分からないこともあるけど、入ろうとしたら(入ったら)声を掛けられるのでチケット見せればOK。
QRコードをかざせそうなゲートが設置されているところもありますが、ほぼ機能してなかったような。。
まあ、ゆるい感じです。
追加料金が必要なところは入り口に料金表が出ていたりしますし、入ろうとすると声を掛けられるし、これもなんとなく分かります。
そんな感じでレシートみたいなチケットを手にいろいろな建物に入っていきます。内部は博物館のようになっているところも多く、それぞれ何かしらのテーマに沿って展示されていました。
「ムハンマド・ラヒム・カーン・マドラサ(Mohammed Rakhim Khan Madrassah)」や「ジュマ・モスク(Juma Mosque)」など見どころも多く、さすが博物館都市といったところです。
このあたりは共通チケットで入れたと思います。ただ、かなり適当に歩きながら目についた建物に入っていたりしたので、どこがどこだか分からなくなってしまいましたが。。
追加料金も払う価値あり
追加料金が必要なところで言うと「パフラヴァン・マフムド廟(Pahlavan Mahmud Mausoleum)」は内部の装飾が非常に美しく、ここはヒヴァの中でも外せないところだと思います。ひとり25,000スム。
そして「クフナ・アルク(Koʻhna Ark)」は中に入って階段を登っていくとイチャン・カラを一望できて雰囲気たっぷり。イチャン・カラを取り囲む城壁も見通せます。ここもまた素晴らしかったです。こちらの料金を忘れてしまったけど、20,000スム前後だったかな。
ヒヴァのお土産、ラクダを推し気味
お土産物屋さんもたくさんあります。ラクダの毛を使った靴下とか、なかなかラクダ推しです。
本物のラクダもいました。背中に乗って写真も撮れるようです。
歩き疲れたのでカフェでひと休み。たしか30,000から40,000スムぐらいだったかと思います。
イチャン・カラにあるレストランで食事
夜は ”Mirza Boshi” というレストランで。
イスラム圏だけどビールもふつうに飲めます。この SARBAST というのがウズベキスタンのビールっぽい。
シビットオシュ(SHVIT OSHI)というヒヴァ名物の麺料理。香草が練り込まれているので緑色です。味もとても美味しかったです。また食べたい。
ボルシチとラムのシャシリク。シャシリクは柔らかくてジューシーでとても美味しい。間に挟まってる脂身のところはちょっと食べれないけど。付け合せのオニオンもさっぱりしていて合います。
あとはナスのサラダとお茶を頼んで全部で300,000スムなんだけど、サービスチャージが15%付くので合計345,000スムでした。ここは現金で払ったかな。
ウズベキスタンではレストランのサービスチャージが15%から18%ぐらい付く感じです。
ぶらぶらしながら宿に戻ります。ミナレットの存在感がすごい。
人懐っこいネコもいます。
こんな感じでヒヴァのイチャン・カラは素晴らしいところです。
当初、ウズベキスタン旅行のプランを考えている中で、ヒヴァは遠いので行こうかどうしようか、少し迷っていたのですが、やはり行ってよかったです。
到着日の夕方から夜、次の日は終日、最後の日も昼過ぎぐらいまで、と時間的には丸2日間ほどあった感じです。
規模的には1日でまわることも全然可能だと思いますが、あまりバタバタしたくなかったこともあって2泊にしたので、だいぶ余裕を持ってまわれました。
ヒヴァの次はブハラです。ウズベキスタン鉄道で移動します。