ウズベキスタン旅行 (6)
2024年12月末から2025年1月あたまにかけて、中央アジアのウズベキスタンに行ってきました。年末年始の約2週間の日程です。
タシケントからウズベキスタン航空でヒヴァに移動。ヒヴァで2泊してウズベキスタン鉄道でブハラに行きます。ブハラでは4泊。その後、サマルカンドで3泊して、最後にタシケントで1泊して帰国となります。
サマルカンドからタシケントへ
ウズベキスタン旅も終盤。サマルカンドからタシケントに戻ります。
ホテルをチェックアウトしてタクシーでサマルカンド駅へ。

サマルカンドからタシケントまではアフラシヤブ号で移動です。乗車時間は約2時間半。
アフラシヤブ号の座席には、エコノミー・ビジネス・VIPの3つがあります。ブハラからサマルカンドはエコノミー席でしたが、サマルカンドからタシケントはビジネス席を予約しました。どんな感じか楽しみ。
サマルカンド駅のまわりをぶらつくも…
時間があったのでサマルカンド駅の近くを歩いてみたところ、飲食店や観光客が行くようなお店はほとんどありませんでした。駅周辺はもう少しなにかあると思っていたのでちょっと意外。
サマルカンド駅の前の広場にあった大きなクリスマスツリー。

売店かと思ったけど、開いてるんだか開いてないんだか。

大きめの交差点。ファストフードっぽいお店がある、と思ったけどやってない。
”DORIXONA” は薬局。このあたりは薬局がたくさんあります。近くに大きな病院があるようです。


サマルカンド駅のまわりは、薬局はたくさんあれど、飲食店や観光客が行くようなお店は無いようなので駅に戻ります。

日本の感覚で「駅のまわりで何か食べよう」とか「買い物しよう」というのは無理っぽいです。
※駅舎の中にはカフェとかお土産物屋があります。
サマルカンド駅に入ります
ぶらぶら歩いて駅に戻り、一番左にある入り口から入ったら、なんだかいきなり南国みたいな雰囲気。

さらに進んで次の部屋に入るとソファなんかが置いてあります。係の人がいてチケットを見せたら「ここはVIPルームです」とのこと。
この部屋の隣にラウンジみたいなのがありました。アフラシヤブ号のVIP席を予約した人が使えるVIPルームらしいです。

ですのでVIP席を予約している人は駅の一番左の入り口から入るとよいかと思います。
外に出たら ”VIP” と大きく書いてありました。そしてインスタの看板も。

趣のある駅構内と残念な駅カフェ
ということで、その部屋を出て駅舎の中央に向かいます。駅舎に入ると、これはこれでいい感じの内装です。シャンデリア(電気は点いてない)とか、ステンドグラスとかがあってちょっとかっこいい。
日が傾くにつれ、駅構内も薄暗くなっていきます。シャンデリアの電気を点ければかなりいい感じになると思うんですが、まあいろいろあるのでしょう。公共の施設はどこも薄暗かった印象ですね。そして暖房もあまり効いていないのか寒かったです。
ただ、カフェや売店はたくさんあります。





サマルカンドのナンも売ってます。

Ucell のカウンターもありました。誰もいないけど。
時期なのか時間帯なのか、タイミングによってはSIMも買えるのかな。

食事しつつ休憩するために奥のほうにあるカフェに入ったのですが、ここがかなりイマイチだった。。ハンバーガーを頼んだらパンが固いうえに中身はハム…。そして値段は1個4万スム。うーん。

さらには、会計時になんか金額が高いなあと思って聞いたら、追加で頼んだお茶が3万スムとのこと。日本円で言ったら大した金額じゃないし、駅価格なのかもしれないけど、店員の態度も悪いし、いろいろ残念な感じでした。駅とか空港はやっぱり海外クオリティなのか。
駅構内にはお土産物のお店も
駅構内のお土産物屋の値段は街なかと変わらなかったと思います。ものによるかとは思いますが、ざっと見たところ特に高いわけでもなさそう。シヨブ・バザールで買ったナンのマグネット(1万スム)と同じものが同じ値段でしたし。
アフラシヤブ号のビジネス席
その後、しばらくしてアフラシヤブ号に乗り込みます。車両ごとのドアの窓部分に ”B” や ”V” などの表示があるので、ビジネス席とかVIP席ということが分かりやすい。

ビジネス席はどんな感じかというと、シートの配列が2-1と横3席です。エコノミーは2-2なので、ビジネスのシートはちょっと広いのかと思います。でもそれほど変わらないかなあという感じ。新幹線のグリーン車のようにシート自体が違うということもありません。

シート以外で言うと、ビジネス席にはパンとコーヒーの軽食が付いています。アフラシヤブ号パッケージのパン、けっこう美味しかったです。

で、この軽食が配られる前、乗車してすぐのタイミングで何やら注文を取りにきた人がいました。各席をまわって「コーヒー、ティー、エスプレッソ、カプチーノ……」みたいに早口でメニューをまくしたてています。
ビジネス席に付くサービスのコーヒーのことなのか?でも種類を選べるなんて情報は無かったよな、、と思いつつも「じゃあカプチーノ」と言ったところ、後からカプチーノを持ってきてくれたときに「25,000スム」と言われました。
無料のサービスじゃなくて有料の車内販売だったというオチです。
その後もフルーツやら何やらの車内販売がまわってきていました。

今回の旅行では、ヒヴァからブハラ、ブハラからサマルカンド、そしてサマルカンドからタシケントと、ウズベキスタン鉄道に3回乗ったのですが、乗車中はインターネット接続ができない時間もけっこうありました。
電波が届いていない箇所があるので、事前に動画をダウンロードしておいたり、本を用意したりしたほうがよいかもしれません。特に夕方から夜の移動だと外も真っ暗で景色も見えないですし。
とはいえ、疲れていたし、少しウトウトしたりしているうちにタシケントに着きました。