伊勢の赤福

2024年11月 伊勢神宮と鳥羽 (1)

伊勢神宮の外宮からお参りします

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伊勢神宮は正式には「神宮」と言います。伊勢神宮は外宮(げくう)と内宮(ないくう)という2つのお宮がありますが、外宮と内宮は少し離れていて、車で10-15分ほどの距離にあります。直線距離では約4km。そしてお参りは外宮→内宮という順番で行うのが習わしです。

※詳しくは伊勢神宮 公式サイトで。マップもあります。
PDFダウンロード|伊勢神宮

外宮というのは「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」のことです。入口にある案内板には、”豊受大御神はお米をはじめ衣食住の恵みをお与えくださる産業の守護神です” と書いてありました。

それでは中に入っていきます。火除橋を渡って左側に手水舎があります。

手水舎の奥にあるこの池は「勾玉池(まがたまいけ)」と言います。舞台もあって奉納などの行事で使われるみたい。池の前はベンチもあるので休憩している人もいました。

勾玉池から見える建物は「せんぐう館」という伊勢神宮について学べる博物館です。お参りした後に寄ろうかと思いましたが、伊勢神宮に来たのは初めてだし、先に「せんぐう館」に行って勉強することにします。

せんぐう館は前回の遷宮を記念して2012年4月に開館したとのこと。中はとてもきれいです。展示も見ごたえがあり、ゆっくり見ていたら40分ほど経っていました。なお、館内は撮影禁止となっています。
大人300円、小中学生100円。

せんぐう館 公式サイト
https://www.sengukan.jp

こちらはせんぐう館から見た勾玉池。この場所だけ撮影OKとなっていました。

せんぐう館を出て、正宮(しょうぐう)に向かいます。

鳥居をくぐると木に囲まれて神聖な雰囲気に変わります。道なりに歩いていくと授受所などが見えてきます。

正宮はこの先です。案内看板もあります。

歩いていくと、御敷地(みしきち)がまず見えました。これは20年ごとに行う遷宮のために、正宮の隣にある同じ広さの敷地です。令和15年にはこちらに新しく建てられた正宮があることになります。

御敷地を右手に見ながら奥にあるのが正宮です。

こちらが正宮の入り口。撮影はこの鳥居まで。この先は撮影不可です。もちろん建物の中に入ることはできません。

正宮をお参りした後、別宮に行ってみます。

別宮の風宮(かぜのみや)と土宮(つちのみや)にお参りしてから戻ることにします。多賀宮(たがのみや)は階段を上っていくことになりますが、ちょっと歩き疲れたのと時間の関係で、明日の朝にまた来ようと思います。

こちらが風宮。

こちらが土宮。

今の時期(10-12月)は外宮も内宮も17時まで。時間的に余裕があるうちに内宮に移動したいと思います。

内宮へ移動します

外宮を出たところに内宮行きのバス停がありましたが、今回はタクシーで移動することにしました。

タクシー乗り場は外宮を出て左手にあります。

乗り場には内宮までの目安の料金として、2パターンの金額が書いてありました。

写真を撮るのを忘れて金額がちょっと曖昧ですが「御幸道路 約2,600円、御木本道路 約2,000円」とのこと。

御幸道路のほうは観光コース的な感じなのかなと思いましたが、そこに特にこだわりも無かったので、御木本道路のコースで行きました。

10分ちょっとで内宮に到着。料金は1,910円。ちなみにバスは片道470円となっていたので、タクシーもありかなと思います。

内宮は周辺にお店がたくさんあって、人も多く賑わっていました。外宮とのギャップがある印象です。

伊勢神宮のお参りは外宮→内宮の順番で行くという話をふまえ、外宮はそれほど人がいなかったので、内宮も空いているのかと思いきや、全然そんなことは無かったです。ただ、外宮も午後はもう少し混んでいるのかもしれませんが。

お昼ごはんを食べたい

時刻は13時50分。内宮に行く前に遅めのお昼を食べることにします。

お店が並ぶ通りにあった「ゑびや大食堂」というところに入ります。注文はタッチパネルで。海宝丼と松阪牛鍋丼(小) & 伊勢うどんのセットにプラスで松阪牛のそぼろを注文します。ちなみに出汁のサーバーがあって自由に飲めました。海老出汁とかおいしい。

松阪牛の牛鍋は固形燃料で火を入れるやつで、生卵も付いてました。味はもちろん言うことなし。

途中で開けてみた。

海宝丼は特製の黄身醤油で食べるなど、特色あるものでした。そして伊勢うどんはとても柔らかいうどんに、見た目はけっこう醤油色のつゆ。でも見た目ほどしょっぱさは無く、松阪牛のそぼろのトッピングも効いて、こちらもすごく美味しい。

お会計はセルフで。伝票のバーコードを読み込んでキャッシュレスで支払いできました。

お腹も満たされたので内宮へ参拝します。

内宮へ参拝します

内宮は「皇大神宮(こうたいじんぐう)」と言って、天照大神を祀っています。

鳥居をくぐって、五十鈴川(いすずがわ)にかかる宇治橋を渡って内宮に入っていきます。

雰囲気がありますね。

五十鈴川がほんとにきれい。

宇治橋を渡って右手に進んでいくと神苑があります。天気も良くて青空と緑が素晴らしい景色。

火除橋と手水舎があって、その先に鳥居があります。

鳥居をくぐると右手に五十鈴川が見えます。ここには石畳があり、川べりまで行くことができます。ここは「御手洗場」として手水舎と同じようにお清めができるとのこと。びっくりするぐらいきれいな川で小さな魚もたくさん見えます。

写真では分かりづらいですが、魚がたくさん泳いでいます。

また歩いていくと授与所や神楽殿があり、さらに進んで一番奥に正宮(しょうぐう)があります。

木々の間を歩いていきます。「正宮まで100m」という案内板も。

突き当りまで行って、左手にある階段を上って正宮に参拝します。こちらも中は撮影禁止です。

向かって左側に下りの階段があって、右側に次の遷宮で正宮が建てられる御敷地があります。正宮に参拝した人は左側に向かっていきますが、御敷地を見てみようと右側に行ってみました。人がいなくて静か。

御敷地から下を見た景色。

その後、別宮の荒祭宮へ参拝します。

歩いていても気持ちいい。

参集殿という参拝者用の休憩所でちょっと休んでから、宇治橋を渡って外に出ました。

内宮周辺を回ってからホテルへ

内宮周辺のお店や「おかげ横丁」をぐるっと回ってからホテルへに向かうことにします。おかげ横丁のあたりはエリア的にはそれほど広くはないですが、ぶらぶらしてるだけでもそれなりに楽しめます。

そういえば思ったよりも海外からの観光客が少ない印象でした。東京や大阪、京都などは海外の人が非常に多いので、そのイメージかと思ったらそうでもなかった感じです。

近鉄特急ひのとり仕様のタクシー

伊勢神宮の外宮、内宮とお参りを済ませたので伊勢市駅まで戻ります。タクシーで戻りましたが、乗ったタクシーが近鉄の特急「ひのとり」仕様。「ひのとり」は大阪難波から近鉄名古屋で運行している近鉄の特急列車です。

運転手さんの話では三重エリア(と言ってたかな)に2台しか走っていないらしく、激レアなタクシーに乗ることができてなんかうれしい。降車時に写真を撮らせてもらいました。ちなみに料金は内宮から伊勢市駅まで2,000円。Go Payで支払いできました。

ホテルにチェックイン

伊勢市駅からすぐのコンフォートホテル伊勢にチェックインします。ロビーにある自動チェックイン機を操作してチェックイン完了。最近のビジネスホテルは自動チェックイン機が多いですね。

お部屋は11Fのツインルーム。思ったより広めの部屋で窓からの景色もよかった。

晩ごはんは近くの居酒屋へ

少し休憩してから夜ごはんに出掛けます。Googleマップで見つけたホテルから徒歩10分弱の居酒屋さん。

たか屋伊勢酒場

サメタレというものが伊勢の郷土料理らしいので注文。エイヒレみたいな感じかな。自分で炙って食べます。

サメタレを炙る。

それからこちらは「アッパ貝」というもの。ヒオウギ貝という貝をこのあたりではアッパ貝というらしい。ホタテみたいな感じですが、味はとても美味しかったです。

他にも鶏の盛り合わせ(網で焼く)とか、シーザーサラダ(味玉が2個入ってる)とか、いろいろ頼んで6,500円ほど。

帰り道は星がきれいに見えました。明日は鳥羽のほうに行って、鳥羽水族館などを見に行きます。

>2日目は鳥羽に行きます(次の記事)

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