2024年11月 伊勢神宮と鳥羽 (2)
鳥羽駅から徒歩で鳥羽水族館へ
鳥羽駅の改札を出て、徒歩で鳥羽水族館に向かいます。
>2日目の朝さんぽから鳥羽駅までの様子はこちら（前のページ）
鳥羽駅を出たところに銅像が。真珠のミキモトの創業者、御木本幸吉翁の銅像でした。
鳥羽駅から鳥羽水族館までは歩いて10分程度、海沿いを道なりに進みますが、歩いている人は少なめ。駅にいた観光客っぽい人たちはどこへ行ったんだろう。
そして風が強い。遊覧船も欠航となってました。
「ミキモト真珠島」や真珠を売っているお店などを左手に見ながら進みます。
郵便ポストの上に乗っているラッコ。
鳥羽水族館に到着しました。
鳥羽水族館は1955年に開館した水族館です。規模も大きく、飼育種類数は約1,200種で日本一。さらに国内で唯一、ジュゴンを飼育している水族館としても有名です。
チケット売り場は10-15組ぐらいが並んでいました。自動券売機でクレジットカードを使ってチケットを購入。おとな1名 2,800円です。
中に入るとカラフルな魚でいっぱいの大きい水槽が。
鳥羽水族館の館内は、”A” から ”L” のエリアに分かれていますが、順路は無いとのことなので適当にまわっていくことにします。
鳥羽水族館 公式サイト
https://aquarium.co.jp/kannai
幼稚園から中学生ぐらいまでの団体がたくさん来ていたこともありますが、平日午前にもかかわらずけっこうな人混みです。休日はもっと混んでるのかな。
「E：伊勢志摩の海、日本の海」というエリアにいるスナメリも人気です。鳥羽水族館はスナメリの飼育を60年ほど前から行っていて、飼育下での繁殖に成功した実績もあるとのこと。
サンゴの海に潜っているかのような部屋は「D：コーラルリーフダイビング」です。
「G：奇跡の森」というエリアにはスナドリネコがいました。ちょっと眠そう。
”スナドリ” は、「漁る（すなどる）」という意味だそうで、魚などを獲って食べるとのこと。
鳥羽水族館の公式サイトに映像もあります。
トカゲもいました。
「F：ジャングルワールド」にはカピバラも。
他のエリアにはフラミンゴやらペリカンなどもいました。
「A：パフォーマンススタジアム」のエリアに来たら、ちょうどアシカのショーが始まるようなので見てみます。たぶん人生初。会場はほぼ満席の状態でした。
ボールとか輪っかを使ったアシカショーのイメージそのものなんですが、実際に見てみると楽しいものです。10分ちょっとのショーを見て、残りの展示を見てから外に出ました。
標本の展示もあります。
この展示室に貝類の標本もたくさん展示してあったのですが、その中にカラフルな貝がありました。「ヒオウギ」です。昨日食べたアッパ貝だ。
館内をくまなく回って外に出たのが13時半ごろ。到着したのが11時前だったので、なんだかんだで2時間半ぐらいいたことになります。日本有数の水族館である鳥羽水族館を満喫しました。
お昼は伊勢うどんと手こね寿司
お昼ごはんは事前にチェックしていた伊勢うどんのお店に行きます。
鳥羽駅に向かう途中にあるそのお店に入ると、もうお昼の時間も過ぎているの店内は8割方埋まっている感じです。
七越茶屋
席に着いて、伊勢うどん定食（エビフライ付き）、伊勢うどんの玉子入り、手こね寿司の小皿、それからカキフライを注文します。伊勢神宮の内宮の周辺に牡蠣焼きのお店がいくつかあったこともあり、カキフライも単品で頼んでみました。
で、このカキフライ、カキは小ぶりですが新鮮だからか、とても美味しかったです。もちろんうどんも美味しいしエビフライも美味しい。
そしてこちらの料金が全部で3,000円ちょっと。どれも美味しいし、しかも安いしで大満足の昼食となりました。
鳥羽マルシェで買い物してから大阪に戻ります
さっきの定食に付いていた小鉢が美味しかったので、その場でお店の人に聞いたら「あらめ」とのこと。鳥羽駅の近くにある「鳥羽マルシェ」で探してみることにします。「あらめ」は見た目が「ひじき」に似てますが、分類的には異なるようです。
鳥羽マルシェでは地元の海産物とか農産物を販売してます。「あらめ」を探してみたら、あらめの佃煮があったので購入。
それからヒオウギ貝（アッパ貝）も売ってました。なまものなので購入しませんでしたが、近所にあったら買いたい。
鳥羽駅に戻って近鉄特急の切符を買います。次の近鉄の特急まで少し時間があったけど、周辺で特に見るところもなさそうだったので、駅で時間をつぶして15時半ごろの電車に乗りました。
2時間弱で大阪市内に到着。
「一生に一度はお伊勢参り」ができたし、鳥羽もよかったし、伊勢の食事はどれも美味しかった。とても楽しい旅でした。
