2024-25年ウズベキスタン旅行 (1)
2024年12月末から2025年1月あたまにかけて、中央アジアのウズベキスタンに行ってきました。年末年始の約2週間の日程です。
タシケントからウズベキスタン航空でヒヴァに移動。ヒヴァで2泊してウズベキスタン鉄道でブハラに行きます。ブハラでは4泊。その後、サマルカンドで3泊して、最後にタシケントで1泊して帰国となります。
ウズベキスタンの首都タシケントへ
関空からソウル仁川経由でタシケントに向かいます。今回はANAのマイルを使ってアシアナ航空のビジネスクラスを予約しています。
ウズベキスタンで使う現金(ウズベキスタンの通貨は ”スム”)の調達にあたって、まずは関空で円からUSドルに両替しました。
現地でも円からスムに両替できるようなのですが、ドルからスムのほうがレートがよいとのこと。
「円→スム」ではなく「円→ドル→スム」です。ドルもそのまま使えるらしいし。
関空のANAラウンジへ
アシアナ航空のカウンターでチェックインして、関空から仁川、そして仁川からタシケントまでのチケットをもらいます。
関空ではANAラウンジが使えるとのことです。15番搭乗口の近くにありました。
9時過ぎに入室して軽く朝食。徐々に混んできて10時前にはかなり混み合った状態で満席になっていました。
10:50に関空発。ソウルまでは1時間半ぐらいなので、あっという間です。食事なんかはかなりバタバタしますが。。
仁川で乗り継ぎ
無事、韓国の仁川に到着。ここでタシケント行きの便に乗り継ぎとなります。乗り継ぎの案内に従って進んで荷物検査も通過します。
16:35の便なので、仁川空港内で過ごすのは3時間弱といったところです。
仁川の乗り継ぎではアシアナラウンジを使わせてもらいました。入り口は自動改札になってます。
こちらは関空のANAラウンジと違ってかなり広々なうえに、お客さんも少なくてガラガラ。
タシケントへ
さて、タシケントへのフライトです。16時30分ごろに仁川を発って、タシケント現地時間の20時40分の到着予定です。日本とウズベキスタンは4時間の時差があり、日本のほうが4時間早い。なので7-8時間飛行機に乗ることになります。(日本と韓国の時差はありません)
関空ーソウルで乗った機体のほうが新しいみたいで、こちらのソウルータシケントは少々年季が入ってる感もあります。まあ、贅沢は言いません。広いだけで十分です。
機内食はアシアナのKorean メニューを選択。葉っぱにお肉とかご飯を巻いて食べる ”Ssambap” というもので、自分で適当に巻いて食べるのですがこれがとっても美味しかったです。以前、ソウルのフードコートみたいなところで食べた記憶がありますが、それより全然美味しかった。フードコートのときはぎゅうぎゅうに巻いてたから食感がちょっと違ったのかも。
飛行機に約8時間も乗るのは久しぶりです。映画とか見ながら過ごすのも飽きてきたころ、タシケントの街が見えてきました。
ウズベキスタン入国
現地時間の21時前ぐらいにタシケント空港に到着。
いろんな言語で「よい旅行を」というメッセージがあったりして、無機質な中に歓迎されてる感もあり。
”ARRIVAL” の表記に従って進みます。
飛行機を降りてから、けっこうな早足で5分以上かかったように思いますが入国審査に到着。
入国審査では係の人が「コンニチハ」みたいな日本語での挨拶をしてくれました。なんかいい感じです。特に何も聞かれず入国。
入国審査を通り抜けるとすぐに、荷物受け取りとか携帯会社のカウンターなどがあるロビーに出ます。ロビー自体はそれほど広くなく、両替やATMなども含めてけっこう密集している印象。人も多く賑わっていました。
預け荷物は無いので、やるべきことはSIMの購入と両替です。
とりあえずSIMを購入
SIMは複数の通信会社があるようで、カウンターがいくつかあります。どこも大差なさそうだったし、事前に調べていたときに見たことのあった紫色のカウンターの ”Ucell” で購入することに。
プランは3つあるようです。一番リーズナブルな 66GBで55,000スム(4.5ドル)のプランにします。2週間ぐらいなのでこれで十分でしょう。パスポートを提示して、クレジットカード(VISA)で決済。
スマホ(Google Pixel)からSIMカードを取り出すためのピンを持っていくのを忘れてしまったのですが、カウンターにポツンと置いてありました。普段、日本で使っている既存のSIMと、いま購入したSIMを入れ換えます。既存のSIMを無くさないように気を付けて。
購入したSIMを入れたらすぐにメッセージがバラバラと届きますが、気にせず設定します。SIMを入れただけではインターネットに繋がらなかったもの、スマホでAPNの設定を変えたら繋がりました。
このあたりの具体的な設定方法は機種にもよると思うので、事前に確認しておいたほうがよいでしょうね。
それから帰国時のことも考えると、やはりSIMカードを取り出すためのピンは持っていったほうが良かったです。
続いて両替へ
両替所は入国審査を通過して出たところの左手にありました。窓口が2つあってそれぞれ数名が並んでいる状態。
列で待っている間に Yandex Go の決済方法としてクレジットカードを登録します。(日本にいるうちは、Yandex Go のアカウント作成はできるけどクレジットカードの登録ができなかった)
ひとまず手持ちのドルの一部をスムに両替しました。掲示板を見ると、円からスムも両替はできるようです。レートはイマイチだと思いますが。
これでSIM購入とスムへの両替という2つのミッションをクリアしたので、空港の外に出てホテルに向かいます。
タシケント空港を出ると…
建物の出口はロビーの左側のほうにありました。そのまま建物の外に出たところ、タクシー乗り場とかバス乗り場といったような案内板もなく、一瞬「???」となりましたが、人の流れに従って左側に進んでいきます。
寒いと思ってたら地面に雪が残っているところも。前日までにけっこう降っていたのかもしれません。
歩いていくと前方に柵が見えて、ここはまだ空港のエリア内だということが分かります。空港のエリアの出口も1つしかなく、しかも狭いので、そこに人が集中しています。
さらに、迎えの人たちなのか、出口部分の柵の外側にも人が密集しています。明かりもあまりなく、暗い中に人が密集していてちょっと怖い。。
Yandex Go でホテルへ
出口のところで早速、タクシーの呼び込みに声を掛けられます。でもこちらは Yandex Go のアプリ画面を開いて操作中。それもあってかあまりしつこくはありません。
ただ、Yandex Go のピックアップ場所の指定をどこにすればいいのかがよく分からない。出口の正面に ”WAITING AREA” という建物がありその中にも大勢の人がいるのですが、人の流れはその建物の右手に回り込むように進んでいくので、その流れについていきます。
駐車場みたいなところを抜けて、Yandex Go を呼べそうなところであらためてアプリを操作。5-6min で着くみたい。
Yandex Go の車を待っているときもタクシーの呼び込みが声を掛けてきます。「Yandex は高いよ」というのも常套句のようです。たまたま目が合ってしまった人がいたので試しに料金を聞いてみると「10ドル」とのこと。「No」 と言ったら「じゃあ8ドル」と言ってきたりしたけど、すぐにあきらめて去っていきました。
しばらくして Yandex Go の画面に表示されているナンバープレートの車が来ました。行き先はすでに設定しているので、何も言わずともあとはお任せです。
15分弱でホテルに到着。料金は23,000スム(=280円ぐらい)。やはりタクシー呼び込みの提示額の8ドルとか10ドルはなかなか高いですね。
車が止まったところがホテルの裏側で一瞬不安になりましたが、表側だと車が停められないようでした。ということで、無事ホテルに到着。時刻は22時半ごろですが、日本時間で言うと深夜2時半です。
ホテルにチェックイン
タシケントの Central Palace Hotel にチェックインします。フロントの方は流暢な英語でいろいろ説明してくれました。感じも良かったです。
部屋に入るとものすごく暖かい。暖房がかなり効いてました。
スタンダードのツインでしたが、とても広い部屋。バスルームもきれいです。
寝ようと思ってベッドに入って気づいたのですが、ブランケットというか掛け布団の縦が短い。上に持ってくると足が思いっきり出てしまいます。他に掛けるものも無さそうで、部屋が暖かったこともあり、そういう仕様なのかと思ってそのまま寝ました。